子供から大人まで幅広い年代に親しまれているポケモンGOですが、最近のスマホゲームの中ではプレーヤーの平均年齢が高いとされています。
ジムバトルに関しても、攻撃時だけではなくポケモンの設置方法も非常にシンプルなので、プレーしているうちに基礎が自然と身についてきます。
一方で、ジムバトルに関してはこんな意見もあります。
• ポケモンGOのジムバトルは30歳を境に体力が低下してまともに続けられなくなる(体力低下説)
• ポケモンGOは頻繁にアップデートがあるので、その都度、新しい情報を取り入れなければならないが、30歳を境に脳年齢が低下し、新しいことを覚えられなくなり続けられなくなる(学習能力低下説)
これらは本当なんでしょうか。
ジムへのポケモンの設置方法なども改めて紹介しつつ、ひとつずつ検証していきましょう。
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『30歳以降のジムバトルは過酷』は本当か

気力や体力には個人差があり、若くても元気がない人もいれば、どれだけ年齢を重ねても元気な人もいます。
30代中盤の体力低下の主な原因としては、加齢というよりは生活習慣の要因の方が遥かに大きいです。
栄養バランスを考えた食事や睡眠を充分に取り適度な運動を心がけていれば、30歳以降も健康を保つのは充分可能ですし、不規則な生活を送っている人、または多忙な生活を余儀なくされている人の中には20代でも病気になったりする人もいます。
環境面でも、人通りが多かったり、急勾配になっていたりと辺鄙な立地のジムも多く、気候の問題も絡んでくるので四季によってはジム戦は過酷です。
しかし、ジム戦の本質はあくまでも陣取りであって不眠不休のエンドレスバトルではありません。
常に味方の陣地を拡大し続けるのが強いトレーナーの条件だとするなら、ポケモンGOのジムバトルは無業者や失業者、あるいは時間に余裕のあるセミリタイアしたシニア層メインのゲームになってしまいます。
過酷なレベル上げやトレーニングで名声上げを実践しているプレーヤーはひと握りで、どんな人でも数時間ぶっ通しでプレーすることはまずありません。
よって『体力低下説』はあまり深く考える必要はありません。
学習能力低下説

記憶力などは年齢とともに低下しますが、論理的思考力などは、むしろ年齢にしたがって上昇する例もあり、年齢による学習能力の低下を裏付けるようなはっきりとした論理は今のところ見つかっていません。
極端な話、ポケモンGOにおいてトレーナーに求められるのがポケモンのわざやタイプ相性などの丸暗記であるなら、プレーヤーの定年は30歳どころか下手をすると20代中盤かもしれません。
それらの知識や若さが有利に働くことはありますが、ジム戦に関しては攻略に関する知識もさることながら、経験に裏打ちされた独自の方法や、近隣の位置情報(ジムの立地や活動範囲にあるポケモンの巣など)を網羅しているような土地勘も重要になってくるので、常に新しい知識を取り入れつつ経験を積んでいるベテランプレーヤーほどジムの攻略は有利になっていきます。
ポケモンGOにおけるジムバトルの重要性

ひとりで頑張っていてもなかなか強いジムは作れません。
一緒にジムを防衛するチームメイトや仲間のポケモンを引き寄せる必要があります。
同じチームのプレーヤーを引き寄せるには行動力も大切ですが、それと同時にチームのパワーバランスを把握し、同色が強いエリアをリサーチしておく必要もあります。
青・赤・黄、それぞれのチームの人口は地域によっても偏りがあります。
こればかりはチームに所属している以上、仕方のないことです。
それとは別に、多くのトレーナーが自色のジムに配置できないのにはそれなりの理由があります。
- ジムの数が極端に少ない(またはジム自体が周辺にない)
- 防衛ポケモンが強すぎる
- ジムバトル中にGPSがズレてエラーになる(ジムバトルの強制終了)
- 味方のジムがあっても満席で入れない(同色のレベル10ジムばかり)
- ジムを巡回するためのまとまった時間が取れない
理由は様々ですが、これらが要因でポケモンGOの継続が難しくなったり、トレーナーの数が減少する原因となっています。
今のポケモンGOは、システム面の不具合も少なからずありますが、ジムに関しては若年層が積極的に参戦する傾向にあるため、アクティブユーザーからは稀に『ジムは実質30歳が限界説』といったものまで出るのでしょう。
いつまでプレーするかは単純にプレーヤーのモチベーションや環境によるところもありますが、一旦モチベーションが低下してしまうと、個人としてはジムに参戦しない以外に解決策がなくなってしまいます。
また、
- 経済力とトレーナーレベルが比例するので不公平に感じる
- どんなポケモンを配置したところで短時間でジムが壊されるので費やした時間や労力に対しての見返りが少ない
などの意見もあります。
しかし、この2つに関しては、裏を返せばポケモンGOのジムバトルではプレーヤーのスキルがほとんど影響しないことを同時に意味しています。
例えば、ゲーム内通貨の『ポケコイン』やポケモンを強化するために必要な『ほしのすな』を日々稼いだりストックする能力が、ポケモンGOにおけるスキルの象徴になるなら、ジムバトルでの防衛ポケモンの配置数や経験値などの戦果は、年齢ではなくトレーナー独自の土地勘や攻略術、プレー環境などによっても変動します。
プレーヤー自身のモチベーションは、同じプロセスを日々繰り返す程度にあればよく、ジム戦のためだけにむやみにポケモンを強化したところで時間や労力が無駄になってしまいます。
ポケモン図鑑もある程度埋まり、トレーナーレベルが上がってくると、ポケモン探しも無駄に感じることもあり、少しでもプレー時間を最小限に抑えるべきだ、という考え方になりがちです。
図鑑コンプが最終目標であるなら、人によってはこの時点でそろそろポケモンGOを引退する段階かもしれません。
しかし、トレーナーレベルを最大のレベル40まで上げることを目標に掲げているのであれば、ウォーキングのみではレベル上げに必要な経験値を稼ぐことが難しくなってきます。
少しでも多くの経験値を稼ぐため、ジムにも参戦する必要性が出てくるのです。
ポケモンをジムへ設置する方法

ジムを見つけたら、まずはどんなポケモンが設置されているのか確認してみましょう。
設置されているポケモンのCPを見て、手持ちのポケモンで勝てそうだと思ったら挑戦しましょう。
自分のポケモンが倒されて負けてしまった場合、生き返らせるために回復アイテムが必要になりますが、倒れたポケモンがいなくなってしまうことはないのでジムを見つけたら積極的に参戦しましょう。

ジムバトルでは、ポケモン同士のタイプ相性が重要になってきます。
なるべく相手のポケモンに効果が『ばつぐん』になるわざを持つポケモンを当てましょう。
相性が悪いポケモンで戦うとCPでは勝っていても負けてしまうこともあります。

名声を0にすると、ジムに設置されたポケモンがいなくなります。
この時に、左下のアイコンをタップすることで、手持ちのポケモンを新たにジムに設置することができます。
設置したポケモンはしばらく離れてしまうので注意が必要です。
別のチームの誰かに設置したポケモンを倒されてしまうと、ポケモンは瀕死の状態で手元に戻ってきます。
相手のポケモンに勝利すると経験値(XP)を獲得することができ、名声を下げることができます。
ジムの名声が0になると、そのジムには誰もいなくなります。
高レベルのジムは1回勝っただけでは名声が0にならない場合もあるので、繰り返し戦って相手のジムを陥落させましょう。
まとめ

出典:http://pokemongo-news.com/archives/43221
アップデートで改善された点もありますが、まだまだポケモンGOは進化の途上。
少しでも経験値を稼いでトレーナーレベルを上げていくには、
- ジムのルート巡回を実践してみる
- 情報収集力を身につける
などの方法があります。
ポケモンGOのジムバトルは年齢や地位・職業に関係なく全てのプレーヤーが楽しむことができます。
トレーナーの皆様のご健闘を祈っております。
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